「多度津の土地と人々に、オリーブが育っている」
日本一オリーブに適した風土と確信して
旧国鉄時代に入社し、鉄道マンとして線路管理等を担い36年間勤め上げてきましたが、55歳で地元の多度津に戻ってきました。
実家は民宿と野菜をつくる農業を営んでいましが、山の方にある農地は荒廃が進んでいて、ずっとどうにかしなければいけないと思っていました。
ちょうどそんな時でした。
同じ想いを抱いていた仲間からオリーブ事業の話をもちかけられ、「荒廃する山を変えるならこれしかない」と直感的に感じました。
もともとデラウエアの栽培が盛んであったこの場所は年間降水量が少なく、水はけの良い土壌です。
日当りの良い斜面に海風がやさしく流れていく。
ここは日本一オリーブに適した風土と確信しました。
多度津の新しい産業としてさらに成長を
最近では地元のいたるところで積極的に蒼のダイヤをご使用していただき、地域一体となってオリーブ産業が育っていることを実感しています。
皆様の毎日の食事が蒼のダイヤのオリーブオイルで特別なものになって欲しいと願っていますし、このオリーブオイルの魅力をより多くの皆様にもお届けしたいと思っています。
これまで、オリーブ栽培を始めて多くの方と出会い、協力をいただき新事業を立ち上げる事も出来ました。
これからも多度津の新しい産業としてさらに成長させることが、私個人に於いてもとても嬉しく、有意義な人生だと感じています。
ただ、事業を継続して行く事はとても大変だと実感しています。
日々、世の中の変化を感じ取りその対応に追われながらも、窓から見えるオリーブの枝葉が風にそよぐのを見て、『ガンバロウ』と決意を新たにして日々を過ごしています。
オリーブとこの土地の未来を
これからは、若い後継者の育成にも力を入れ、蒼のダイヤが継続して発展していく事が私の希望です。
そうすることで、世界で評価されているこのオリーブオイルが永く多度津の特産品として皆様に喜ばれるように努力していきたいと願っています。
すくすくとオリーブの木が育ち、実が大きく膨らんで行く姿を目にすれば、きっとオリーブとこの土地の未来を感じてもらえると信じています。
